株式会社桐山組

以前は言語聴覚士として病院に勤務していましたが、熱心にすすめられ、何も知らずに土木の世界へ。入社前は「仕事は厳しいのでは？」「職場は怖い人ばかりでは？」「未経験でも大丈夫だろうか」と思っていましたが、入ってみると、先輩や職人さんはみんな親しみやすく優しく接してくれるし、思ったより泥だらけの仕事ばかりでもなく、世間のイメージとは全く違っていました。大型車の運転、建設重機の操作、測量など、様々なことを教わりましたが、実際にやってみると、どの作業も簡単ではなく、「土木の世界は、すごい技術を持った人たちの集まりだな」と感心することばかりです。

最近では、土木工事を見かけると、どんなやり方をしているのか気になるようになりました。これまでは「川や道路は当たり前にあるもの」という認識でしたが、それを維持するのは、決してたやすいことではないことを知りました。桐山組が手がける公共工事は、防災計画に基づき安全に工事を進め、災害があれば現場に急行して対応するなど、当たり前を支え続ける大切な仕事です。目の前の仕事を覚えるのに必死の毎日ですが、その大仕事の一端に、自分も関われることにやりがいを感じています。

入社して21年間、現場監督として様々な現場を担当しました。土木の現場は、天候の影響を大いに受けるため、現場監督はその都度、スケジュールを組みなおしたり、コストを考えながら作業員を確保したり、スピーディで臨機応変な対応が求められます。なぜ、こんな難しく責任の重い仕事をずっと続けてこられたかというと、桐山組が「信頼して任せてくれる会社だったから」ではないかと思います。現場を束ねる責任のある立場だからこそ、どんな時も信頼で支えてくれる会社の存在は非常に心強いものでした。

どんな現場でも、大なり小なり苦労はつきものですが、様々な難局を乗り越えて、きれいに仕上がった時は、なんとも言えない満足感があります。自身の経験はもちろんですが、職人の意見も取り入れながら、みんなで良いものに仕上げていく過程がとても面白い仕事だと感じます。
ICTやAIなどの技術の進化によって、現場の仕事は大きく変わりました。わずらわしかった書類作成も進捗管理も効率化することができるようになり、桐山組でも個々の働き方が柔軟に変わりつつあります。今が変わり目、これからの土木がどのように進化していくか、とても楽しみです。

入社して9年目になり、現在は重機オペレーション、ダンプ運転、人力作業といった現場での作業全般を行っています。この仕事の難しいのは、同じような作業でも、各現場によって環境や条件が変化し、施工方法や工程が変わってしまうところ。そのため、図面と現場を常に見比べ、最適な施工方法を考えながら作業にあたっています。毎回初めてのような緊張感がありますが、そんな工夫の積み重ねがうまくいき、工期を大きく短縮できた時や、構造物の出来栄えがよかった時は、なんとも言えない満足感があります。

桐山組は、従業員同士の仲が良く、とても雰囲気の良い会社です。チームとしての協力体制ができているので、急用などで休暇を取りたい時があっても、必ず誰かがサポートできるというのも、ありがたいところです。
身体を使う仕事なので、身体を休ませることも同じように大切。直行直帰の効率的な勤務体制にしたり、休暇を取りやすい雰囲気を作ったり、すべての人にとって働きやすい環境を会社が率先して整えようとしてくれているのを感じますね。
またこの会社は、やる気のある人を全面的にバックアップしてくれます。あらゆることをどんどんチャレンジさせてくれますし、資格取得にかかる費用も全額負担してくれるので、成長したい人におすすめ。私もいつか施工管理ができるよう、積極的に資格に挑戦していきたいです。